こんにちは、ああてぃ(@Artycle_Blog)です。
私は毎朝、粉末のカップスープを朝食として摂ってています。
みなさんもカップスープを愛飲している方は多いかと思います。
カップスープと言えば定番の味の素クノールカップスープがありますが、今回はこのクノールカップスープの減塩タイプについてお話します。
きっかけは定期健康診断だった
これまでも私はこのカップスープを好んで飲んでいましたが、実は通常売られているカップスープは結構な塩分を含んでいるのがほとんどなんです。
以前、私は会社の定期的な健康診断で高血圧と指摘されてしまい、一度かかりつけの病院で紹介された栄養士に相談したことがあります。
その際に食事の摂り方について、全体的にカロリーを過剰に摂取しているから、まずは塩分量から減らしてみてはどうかとアドバイスを受けました。
その時に栄養士から勧められた食品が、味の素クノールカップスープコーンクリーム塩分40%カットだったのです。
栄養士によると、最初はあっさりし過ぎて物足りないだろうが塩分摂取量を減らすには良い食材だと説明されました。食事による減塩ダイエットですね。
減塩タイプを実食、感想は薄い
お試しのサンプルとしていくつか試供品をいただき、家で実際にお湯を注いで作ってみましたが明らかにサラサラした状態で飲んですぐに味が薄いと感じ、最初はとても朝食としては使えないと思いました。
もともと料理の味付けで薄味は好きとはいえ、これはさすがに薄すぎてまともなコーンスープの味ではないと感じました。
まるでコーンの味はしないし、スープとしての後味がこれまでのものとは違い、なんにも残らないんです。
カップスープは飲んだ後にほのかに残るあの感じが良いんですよね。
美味しいと感じるまで時間はかからなかった
しかし、いただいたサンプル品もまだ残ってるし、捨てるなんてさすがにもったいないのでサンプル品は全部飲むことにしました。
飲んでから数日もしないうちに、あれ？美味しいじゃん？と感じるようになりました。
香りもほのかなコーンのいい匂いを感じ、最初は薄くて物足りないと感じた味も3日もしないうちに慣れてしまいました。
色味も薄い感じはなく、しっかりコーンスープの色合い。ゆっくりお湯をそそいで粉末をかき混ぜないとダマになって底に残ります。
サラサラ感はありますが、よくかき混ぜると次第にとろみもでてくるようでしっかり味もついています。クルトンもちちゃんと歯ごたえあります。
一旦、このあっさりとした食感に慣れてしまうと通常タイプだと塩辛く感じるようになったのだから勝手なものです。
これは、いかに今まで塩分を多く摂取していたかということでもあり、塩分たっぷりの味つけで慣れすぎてしまっていたか、ということなのでしょうね。
これを契機に、他の料理でもなるべく塩分を減らすことを重要視するようになりました。
その甲斐あってか、以降は血圧も下降傾向になりました。
※個人的な感想です。
従来品との塩分量を比較
味の素クノールカップスープ従来品との成分を比較しました。
| クノール カップスープ 通常タイプ (1食当たり 17.6g) |
クノールカップスープ コーンクリーム塩分40%カット (1食当たり 18.2g) |
|
| エネルギー | 76kcal | 82kcal |
| たん白質 | 1.0g | 1.4g |
| 脂質 | 2.6g | 2.9g |
| 炭水化物 | 12g | 13g |
| 食塩相当量 | 1.0g | 0.51g |
1食当たりの量と他の項目ではわずかな差はありますが、食塩相当量は従来品のおよそ半分近くの塩分量です。
減塩タイプになれてしまってからまた従来品を飲むと、塩辛いと感じるようになるんじゃないかと思います。
まあ、従来品も美味しいのは間違いないですけどね…。
この食塩相当量（塩分）という項目、私は他の食品でも必ず成分表を見て確認するようになり購入するかどうかのひとつの目安にしています。
私達は知らず知らずのうちに多く塩分をとっています。
スナックや加工品など、実は身の回りにある食品には結構な塩分が含まれている場合があります。
塩分は人間の健康維持に必須のエネルギー源ですが、過度の摂取は健康を脅かします。
塩分の過剰な摂取にはくれぐれも注意したいですね。
日本人の１日あたりの適正な塩分摂取量は？
ちなみに、厚生労働省で2020年4月に策定された「日本人の食事摂取基準」では、食塩相当量について1日の成人の目標量を男性7.5g未満、女性6.5ｇ未満としています。
また、日本高血圧学会 減塩委員会では1日あたり6g未満の食塩摂取量を推奨しています。
イマイチなところ
この味の素クノールカップスープコーンクリーム塩分40%カットですが、実は購入できる実店舗がかなり限られます。
この減塩タイプが気に入り、今後はこれにしようと決めたのはいいのですが、まあ…売っている店が見つからない。
日頃行っているコンビニやスーパーでは商品の取扱いはありませんでした。
ようやく少し離れた大手スーパーで売られていたので安心しましたが、地域によっては全く入手できない可能性はあります。
あまりに店で見かけないので、世間では減塩ダイエットはあまり浸透していないのか？と思ってしまいました。
売れ行きも芳しくないんでしょうか、減塩とダイエットは密接な関係にあるんですが。
どうしても見つからない場合は、Amazonなどネットショップで買うのが吉ですね。
まとめ
高血圧の人にも、ダイエットをしたい人にも
今回は、味の素クノールカップスープコーンクリーム塩分40%カットについてご紹介しました。
高血圧の方にはもちろんおすすめできますが、減塩生活を送ることは実はダイエットの理に適っています。
摂取する塩分を減らすことで健康な体づくりにもなり、ダイエット効果も十分期待できます。
ダイエット食と言えば糖質やカロリーなどに目が止まりがちですが、実は摂取する塩分量もかなり重要な要素です。
ダイエットを考えている方にも是非おすすめします。
これを機に塩分量を意識した食材の見直しを検討されてはいかがでしょうか。
