どうも、ああてぃ(@Artycle_Blog)です。
私は今、メインマシンは2017年式iMac Retina 5K 27インチモデルで日々いろいろな用途で使っています。
今回、このiMac 27 2017のメモリを最大である64GBへ増設しました。
今、メモリを最大に増設した理由
Apple、自社製M1チップ搭載Apple Silicon Macを発表
そもそもなぜ今このタイミングでメモリを最大に増設したのかですが、それはApple Silicon Macの発表がきっかけです。
Appleはこれまで長くチップの提供を受けてきたIntelから、Apple独自開発のチップ(CPU)へ移行しそのチップを搭載したApple Silicon Macをリリースすると発表しました。
その第一弾として、11月にAppleは自社開発のM1チップを搭載した初のMacとなる13インチ MacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniの販売を開始しました。
すでに2020年春にはIntel iMac 2020がリリースされており、この発表によってApple Silicon Mac版iMacに切り替わる直前の最後のIntel iMacだろうと思わされました。
ちなみに、現状ではApple Silicon MacではWindowsを動かすBoot Campには対応しないとAppleは公式に発表もしており、また、Parallels Desktopなどの仮想化ソフトも現時点(2020年12月15日現在)では非対応です。
新しいApple SiliconではBoot Campが使用できない?新しいCPUとBoot Campの関係性とは
とは言え、Parallels社がM1 Macに対応するための開発を進めているという話も伝わってきていますし、技術的にはすでに「M1 Mac」でWindowsを動かす準備は整いつつあるとの事で近い将来にはIntel iMacとの差異も無くなってくるはずです。
続報が待たれますね。
iMac 27 2017はまだまだ現役❗
しかし、私はここで考えました。
いずれ否が応でもApple Silicon Macに移行するんだから、今買い替える時期ではないな。

結論。「このiMac 27 2017でまだまだ現役で戦う」ことにしました。
今はこの選択が最もコスパがいいだろうと考えたのです。
ただ、このまま維持していくのもシャクなので少しでもパワーアップにつながる事をしようと考えました。
当然、これからはこのApple Silicon Macが主流となり私のiMac 27 2017もいつかはサポートから外れてしまうのは仕方がないことです。
当面は今所有しているiMac 27 2017を現役として最大限に活用していこうと思い立ち、あまりコストをかけず手軽にできるパワーアップを実践しようとまずはメモリを最大64GBへ増設したという訳です。
メモリを32GBから最大64GBへ増設
これまでもメモリを追加していましたが、私のiMac 27 2017が最大積める64GBへ増設はしていませんでした。
iMac 27 2017を購入した際はメモリは最低限の8GBで抑えていました。
Apple純正メモリは高価なので後付で自分で増設した方がお得ですからね。
ちなみに、購入時の8GBは4GB✖2枚のメモリが刺さっており、合計4スロット中、2スロットがこの2枚に使われていました。
そこで、最初の増設は純正の8GBを活かした状態で16GBのメモリを2枚購入し、8GB+32GB=合計40GBでしばらく運用していました。
当然、8GBのみのときとは違い40GBの恩恵は十分に感じられました。
この時点での私のiMac 27 2017のスペックです。
プロセッサ | 4.2 GHz Intel Core i7 |
グラフィックス | Radeon Pro 575 4 GB |
ストレージ | 1TB SSD |
メモリ | 40GB 2,400MHz DDR4 |
OSはMojave 10.14.6 |
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PATRIOT (パトリオット)社メモリを再び購入
メモリを購入するのあたってメーカーは最初に増設した際に購入したPATRIOT (パトリオット)社を選びました。
こちらのメーカーを選んだのは、評価もそこそこ良く、他社のものと比べて比較的安価だったためです。
実際に問題なく運用できていたのでリピート購入です。(メモリメーカーもすべて揃えた方がいいです)
メモリの値段は変化が激しいのでいつ購入するかと販売サイトでしばらく様子をみていましたが、きりがないので適度に下がったな、と思った時点でポチりました。
購入当時、価格は16GB1枚7,000円程度でした。
その他、有名どころで評判の良いおすすめのメモリをいくつか紹介しておきます。
かんたん❗メモリ増設
届いたら、早速取り付けにかかります。
私はこれまでに数回iMacのメモリを増設した経験から、今回私はあえて、Appleが推奨している本体を寝かせて交換する方法ではなく、立てた状態でメモリを増設しました。
iMac にメモリを取り付ける

私は静電気発生を防ぐ意味でも念の為、薄手のラバーグローブを着けて作業に取り掛かりました。
①シャットダウン後、本体が冷めるまでしばらく放置(10分程度)してから電源コードと他のケーブルを本体からは外す。
②電源ポートのすぐ上にある小さなボタンを押してメモリコンパートメントドアを取り外す。
(この時、綿棒やスタイラスペンなどの先端で強く押し込んで開ける)
③メモリケージ両脇にある2本のレバーを外側に広げてケージを開放する。
レバーを手前に引くとDIMM スロットが出て来てアクセス可能になる。
④すでに取り付けてあった4GB✖2枚のメモリをまっすぐに引っ張り取り外す。

デュアルチャンネルとして使うため、一段飛ばしの状態で取り付けてある。
⑤そのスロットに新しく購入したメモリ(16GB✖2枚)を差し込む。
この時、差し込む向きと傾きに注意して確実にグッとハマる手応えを感じるまで奥まできっちりハメ込むようにする。
これまでに差していたメモリの切り欠きの位置を参考にすればわかりやすい。
⑥しっかりメモリがはまっていることを確認してケージを元に戻してメモリコンパートメントドアを取り付けて作業は終了。
メモリ動作確認
取り付けた後は、メモリが問題なく正しくインストールされているかをメニューバーのアップルメニュー→「このMacについて」からチェックします。
「メモリ」→4つのスロットが全て16GBになっているのを確認

ただし、これだけでは不安なのでさらにメモリテストを実行します。
使用するのは、Memtest86というアプリです。

このテストは、メモリ増設時や何か動作が不安定になって再起動を起こす様になった際に行うのがいいそうです。
そして、AmorphousMemoryMarkでの性能チェックも実施しました。
最後に
私は普段からアプリのウィンドウやタブをかなりの数を開けた状態で記事を書いたり、写真や動画を編集、鑑賞するのでよく画面が固まることがありました。
しかし、最大64GBへ増設してからはほとんどフリーズすることはなくなり、より快適に運用できています。
ファンの回転数も少ない状態が増えています。
40GBから増設するのは無駄ではなかったと感じています。
いや、無駄どころかかなり満足しています。
以上、「iMac 27 2017はまだまだ現役❗メモリ最大64GBへ増設」をお伝えしました。
新製品が出る度に買い換えるのもアリでしょうが、iMacのような高価な製品はなるべく低コストで快適化できる余地があるならその選択をして長く使っていくのもまたアリですね❗

この他にも何ができるか楽しみながらあれこれ考えています。
そして、今回リリースされたM1 Macの期待を上回る性能ぶりを見聞きして、今後のApple Silicon Macの進化が俄然注目されます。
Appleシリコンチップ版のiMacの登場も楽しみではありますが、私はこのiMac 27 2017をまだまだ現役としてもうしばらく付き合っていこうと思います。
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